経営とは、有限な資源を効率よく配分することだ。
モチベーション・リーダーシップ 組織を率いるための30の原則 PHPビジネス新書
小笹 芳央
PHP研究所 (2006/5/19)
評価:★★★★
最近、「モチベーション」というキーワードが気になっており、小笹氏の著作を何冊か読みました。今回は、今までの著作のダイジェスト版のようで、エッセンスが凝縮していると思いました。
感銘を受けたところ
○経営者は自分を「株式会社」と捉え、アイカンパニーの経営資源が何で、どこに重点的に投資をするか配分しなければならない。
○ビジネスとはコミュニケーション活動である。独立起業することは、世の中に対して伝えたいことを発信し、自ら「業」を「起こす」事である。
○多様化から単一コンセプトへ。経営とは「集中」と「選択」である。あれもこれもやるのは、経営とは言えない。これは「やらない」と切り捨てることが、マネジャーの本当の仕事だと私も思う。
大学時代に経済学の最初の講義をまだ憶えています。教授から、「経済学とは何をする学問でしょうか?」という問いが学生に発せられました。大多数の学生が、「お金をもうけること」、「経済を発展させるための方法」などの回答をしていたように記憶しています。
教授からの正解は、下記の通りでした。
「有限の資源を効率よく配分する方法について考えるのが、経済学である。」
まさに目から鱗が落ちる思いでした。今でも憶えているのですから、強烈な印象です。これを学んだだけで、大学に行った価値があったと思えるぐらい重要な概念です。
経営も限りある資源(人・モノ・カネ・情報・時間)を効率よく配分することで、会社が存続し雇用を確保し、利益を生み、拡大再生産ができると思います。
○信頼とは「約束」と「実行」の積み重ねによってしか築き上げることはできない
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