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February 2009

さくっと読める本。自分の頭で考える。歴史から学ぶ。行動に移すことの大切さ

榊原式スピード思考力
榊原英資
2008.12
評価:★★

○読み始めたきっかけ

 榊原さんは、以前の財務官ということで名前は知っていました。かなり個性が強く、効率的に仕事をされる方だと思い、何かいいことが書いてあるだろうと思い購入しました。

○心に残る言葉

 ほかのレビュアーの方もご指摘されているように、あっという間に読み終わります。ある程度、読書に慣れている方は内容が先読みできてしまうので、斜め読みができ、赤太文字だけ減速して読むような形になると思います。タイトルの「スピード思考力」と書いてあるように、さくっと読めることを狙っていたのかもしれません。人生や仕事の取り組み方の心構えについて、50のトピックに分けて書かれていますが、結局何が一番言いたかったのかは、よく分かりませんでした。「こんなことも考えていますよ」、「これもありますよ」といった感じです。一応、「自分で調べて、自分の頭で考えよう」というのが、ポイントかもしれません。

p.85 ぜひ歴史を学ぶということに挑戦してほしい
→現在、100年に一度の経済危機と言われています。このようなパラダイムシフトの時代では、次の一手がなかなか見出しにくい状況です。そういうときこそ、過去の歴史を振り返って何か参考になることはないか調べることも大切だと思いました。

p.95 混ざり合った人のほうが、やはり強い
→アメリカの強さは、移民国家ということでしょう。ひとつの職場の中に複数の国籍や民族の社員が働いています。それを合衆国憲法と法律、市場主義経済でまとめているのが、今の米国だと思いました。日本の職場とはまったく、様相が異なると思います。現在、アメリカは経済が停滞をしていますが、このような多種多様な人材がいる社会であれば、復活をするのにはそう時間がかからないと思います。逆に、日本のほうが流れが悪くなるとズルズルと改革できないと思いました。

p.104 自国のことも語れないよう人間が、外国人から尊敬されるようなことはありえない。
→日本では自分の意見をあまり言いません。意見を言わない=その場の空気に迎合する習慣が続くと、本当に自分の意見がなくなってしまいます。欧米では自分の意見を言う訓練を幼いころからディベートなどで行っています。聖徳太子の「和を持って尊しとする」というのは、議論を尽くした後に、行ってもらいたいと思いました。

p.140 毎日自分でプランをつくろう 今年中にやるべきことを決める。
→目的と具体的な目標を手帳に書こうと思いました。毎日、毎月、毎年と分けるともっといいと思います。

○どんな人にお勧めか

 早朝にジョギングをしようと考えている人
 人と違う人間になりたいと思う人
 日本の歴史を勉強しようと思った人

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一流になるためには、具体的に目標を設定。傾向と対策をねり、具体的に行動すること!

一流の人は空気を読まない (角川oneテーマ21)
堀紘一著 2008年10月
評価:★★★


○読み始めたきっかけ

 堀さんの本は、タイトルによって時々購入しています。今回もタイトルが良かったので読んでみました。他のレビュアーの方のご指摘のように、これまでの著作の焼き直しの所が多いのは事実だと思います。ただ、氏のこれまでの経歴について知らないことが多く、今回の著作で色々な経験をされたことが分かりました。

○心に残る言葉

p.4 経済社会の中で空気読みが重宝されるのは、欧米の先進経済をキャッチアップ(追い上げ)していた時代に限られたことであり、それが終わって独創性やアイディアが問われるようになった現在では、空気読みの達人の役割はもはや終えられているのである。

→日本の会社で出世をするためには、空気を読むことが大切だと思う。自分の意見よりも、周り(特に上司や権力者)の目に見えない「雰囲気=空気」に迎合した行動をとる事が大切。社内でこれができる人は会社に残ればいいし、これができないかしたくない人は、転職をするなり独立をしたほうがいいと思った。

p.51 しかし、二流、三流の人間に甘んじるつもりがないのなら、空気には支配されずに、自分が正しいと思うことを主張していくようなタイプにならなければならない。

→自分の仕事のレベルを40歳までに決めるべきだと思った。一流にはなれない、そこまで頑張りたくないと思えば、空気読みの達人になって社内で生き残るべきだと思う。人生、仕事だけではない。健康、家族、趣味も大切だ。ただし、仕事で一流になりたいと思えば自分の信念を貫かなければならないと思う。そのためには周りとの軋轢は出るだろうが、それだけの成果を残せば、社内でも一目おかれる存在になると思う。

 堀氏が東大に合格するための勉強法は、自分も経験がある。といっても、そこまで徹底はしていなかったが。目標=東大現役合格とまずは定めて、そこまでに最短距離でスケジュールを決めて実行する。そのためには、過去問題をすべて調べて、傾向と対策を練る。
多くの人は目標がないか、漠然としすぎている。明確な目標を決めれば、それに対して現状の自分に何が足りないかが分かってくる。足りないものが分かれば、それに対して努力ができる。堀さんは、直接教授にアポイントをとって足を運んでいる。ここまで徹底できるかできないかが、一流か二流かの違いだろう。

○どんな人にお勧めか

 仕事で一流になりたいと思っている人。
 目標設定の大切さを学びたい人。
 KYと言われたことがない人(一流の人はKYとは言われない。)

一流の人は空気を読まない (角川oneテーマ21)
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欧米人は、人生=プライベート≠仕事。プライベートのために働く。

ムダな仕事はもう、やめよう!
吉越浩一郎
評価:★★★★

○読み始めたきっかけ

 吉越さんの本は、前の会社の社長時代に「残業禁止」、「頑張るタイム」、「早朝会議」、「即断即決」などのキーワードが書いてあったので良く覚えています。今回、久しぶりに読み直してみようと思って、購入しました。現役の社長時代の本とは若干テイストが異なります。現在は引退して、講演会や執筆活動で独立されている状況なので、振り返ってどうだったのかという視点が加わっています。


○心に残る言葉

P.14

欧米人・・・Work for living(生きるために働く)  人生=私生活≠仕事
日本人・・・living for working(働くために生きる)人生=仕事+私生活

 日本人は仕事は人生の一部と考えるが、欧米人は人生とはプライベート(家族、趣味)であって、その人生を金銭面で安定させるのが仕事でそれ以上でも以下でもないというのだ。

 ただ、日本がこれだけの経済成長ができたのは、仕事一筋の人々のおかげだとも思う。しかし、すでに国内需要では頭打ちになってきている以上、仕事をしゃかりきにやってもあまり効果が薄いような気もする。これからの時代は、仕事は決められた時間で集中かつ効率的に行い、仕事以外の時間を充実させれば、新しい需要(旅行、趣味、食事、スポーツ)が生まれて、結果的に経済成長につながるような気がする。

 入社したときは、「定時の仕事=給与」で、残業をして初めて会社に貢献しているという認識があった。これからは、与えられた時間で最大の成果を出せるようにムダをなくし、最大の成果が出せるように変えていかなければならないと思った。

○どんな人にお勧めか

 死ぬときに、「もっと家族を大切にしておけば良かった」と後悔しそうな人

ムダな仕事はもう、やめよう!
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star日本人の常識を変えるべきと思いました
starKYで何が悪い?
star仕事のできる先輩の、技を盗むような感覚だった。

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