昨日は毎年恒例の’74コンペの日でした。梅雨の中休みで、何とか天気が持ってプレーをしました。事件はその帰り道の高速で起きました。「きゅるきゅるきゅるー、バン!シュー」高速で上海に帰る途中左後ろのタイヤがパンクする音がしました。幸い、車はまっすぐ進んで停車をして、隣車線に入ることはありませんでした。車内のみんなもパンクに気づき、車を降りました。
後ろに車輪を見ると、奇麗に空気が抜けています。運転手がやってきてジャッキを当てて、レンチでボルトを回そうと頑張ります。タイヤ交換です。日本ではチェーンを巻いたことはありますし、1回だけタイヤ交換をしたことがあります(駐車場で車に乗ろうとしたら、パンクをしていた。確かスペアもパンクをして、応急修理キットでカーショップまでたどり着いた記憶があります)。
見ていて「まあ、ちょっと時間がかかるけど問題ないだろうと高をくくっていました」。そうこうするうちに、ここは2車線道路の真ん中です。すぐに三角停車板を立てて後続車に知らせないと危険です。ということで、友人2人が100メートル先まで行ってポールを置きにいきました。中国人は目が悪いのか、気がついていないのか、こちらが途上で立ち往生している車線のぎりぎりまで車線変更をしません。それを見た友人の一人がとうとう三角ポールを持って、体を張って路上で車線移動を促していました。非常に危険!何回か轢かれそうになっていました。後で聞くと「スリルを感じていて、今生きていることを実感した。」なんてのんきなことを言っていました。良い子はまねをしないようにしましょう。
そんなこんなしているうちにまだ直りません。そこで私ら3人も手伝うことしました。「あれ、ボルトを外す方向ってこっちで良かったっけ?」。そう、運転手は逆に締める方向に向かってまわしていたのです。これじゃいつまでたっても外せません。左回しに今度は私がレンチの上に乗っかってまわし始めました。「きゅきゅ、ぎゅー」。と音が鳴ってボルトが回り、歓声が起きました。「おおっいけるじゃん」続けて2個目も首尾よく外れました。そこからが大変。日が暮れても残りの2個がどうしても外れません。
よくよく工具を見てみるとすでに、なめてしまってこれでは回るはずもありません。これではいくらやってもだめで、ここでギブアップ。救援を呼ぶことにしました。ちょうど運良く空車のタクシーを高速上で見つけて、工具を貸してもらうように交渉しましたが、持っていないとのこと。仕方がないので運転手をタクシーに乗せて、救援を求めに行かせました。
そこでわれわれも一服。車内に戻って、クーラーを効かせて休むことにしました。10分ぐらいしてから、1台の車が減速して私たちの車の前に止まりました。「おおっ!親切な人がいるぞ!!」と善人で車の外に出ました。車内からは屈強な男の2人連れ。経緯を話して工具を貸してもらおうとすると、よっしゃとばかりに彼らはトランクから革手袋を取り出してはめているではないですが、そうこうしているうちに専門工具がどさどさ出てきて、動きは機敏です。どうみても素人ではありません。
ラッキーだけど、あとでお金を払わないと行けないなあ。と思っていると、しばらくして作業は完了。やはり工具は重要です。ヘルプに向かった運転手に電話をして帰ってくるように指示をしました(運転手はまだ、救助を連絡する途中で、車を降りて高速を歩いて帰ってきました!)。
終わってから値段を聞くと400元!私の読みでは200元でいいだろうと思っていましたが、相手が吹っかけてきました。そこから、運転手と彼らのバトル!結局300元で決着が着きました。
午後9時過ぎから居酒屋で夕食。大変な一日でした。高速で立ち往生なんて日本じゃあり得ないですね。自宅に帰ってからネットでタイヤ交換を調べてみました。備えあれば憂えなし。
教訓:車載工具は貧弱。6角レンチは十字のいいものを用意しておく。最初にジャッキアップは不要。
Recent Comments